教育費の貯め方に変化!つみたてNISAで貯める人、増えてます。

投資に抵抗がない共働きママであれば、絶対おすすめしたい教育費積立方法がつみたてNISA。

 

少し前は、『何が何でも学費は保険で!』という固定観念(?)からなのか、はたまた勧められるからなのか、保険で学費を準備する方も少なくなかったのですが、最近はご相談を受けていても、 つみたてNISAメインで学費を形成する方、増えているという実感があります! 

 

つみたてNISAで学費を形成するのであれば、大きなメリットは

 

・積立金額・期間の柔軟性

・運用益が期待できる

 

注意したいポイントは

・つみたてNISAのファンド選択

子供のためにしっかり準備しておきたい教育費。

もちろんウチの教育費の一部も、数年前からつみたてNISAで毎月コツコツ積立中です。

教育費を貯めるために、つみたてNISAという方法を選ぶメリットや注意点をしっかりお伝えしていきます!

本気で資産形成を目指すママ専用

つみたてNISA

2018年1月からスタートしたつみたてNISA。制度のあらましとしては下記になります。

*詳しくは金融庁のつみたてNISA概要でもご確認ください。

利用できる方 日本にお住まいの20歳以上の方(口座を開設する年の1月1日現在)
つみたてNISAと一般NISAの併用は不可
非課税対象 一定の投資信託への投資から得られる分配金や譲渡益
口座開設可能数 1人1口座
非課税投資枠 新規投資額で毎年40万円が上限
非課税期間 最長20年間
投資可能期間 2018年~2037年

 

投資が初心者で、つみたてNISAが不安な方にはこちらの記事もお勧めです。

 お得なのは、投資していて利益が出ると、その利益に対して20%の課税が通常あるところ、つみたてNISAだと利益に対して非課税になるというところ! 

つまり、例えば投資していて100万円の運用益が出た場合、約20万円の課税があるところ、つみたてNISAの枠内での投資であれば非課税、0円となるわけです!

 

大きいですよね!

つみたてNISAが教育費の形成に向いている理由

積立金額の柔軟性

保険で学費を準備する方もまだまだ少なくない中、つみたてNISAで準備するメリットNO.1は積み立て方の柔軟性です。

 

人生、生きていれば、色々な時期があります。

例えば、共働きで二人目を出産し育休に入り、収入が減ってしまう時期。

パートナーが今後のキャリアアップのために、一旦仕事を中断して学生に戻る時期。

会社員からフリーランスになる移行時期。

 

もちろん学費なので、ちゃんと目標額を準備するという意味では、決まった金額の引き落としも重要な側面はあります。

しかし、 収入の増減によって、払込金額を調整できたら、助かる!のも事実。そういった対応ができるのがつみたてNISA です。(多くのネット証券では積立金額をいつでも毎月変更することが可能です。)

 

 資産形成では無理なく続けられる仕組みづくりもとても大切。 

保険のように、どんな状況にあっても(時に貯蓄を取り崩しながらでも)払込に充てなければいけないということがないつみたてNISAは、変化の多いこの時代にお勧めの積立方法です!

積立期間の柔軟性(ゴールは自分で決める!)

生き方が多様化するように、子どもの進路も今後多様化が進むと考えられます。

中学受験はするのか?

留学はするのか?

留学するとしたら、高校在学中か?大学生になってからか?それとも…

 

そんな時に、子どもが18歳になったタイミングでないと満期金がおりません(もしくは解約してください)というような保険に入ってしまうと、必要な時期に必要なお金を手元に戻しにくい事態になりかねません。

ライフプランに変化はつきもの。

 変化に柔軟に対応できる選択肢が多くある資産形成の方法を選ぶことは、今後、より重要になってきます。 

運用益への期待

『え!?こんな少ししか殖えないんだ…』

学資保険の満期金と払込保険料を比較したときに、びっくりした人はあなただけではないはずです。

保険商品の多くは債券で運用されており、マイナス金利発動以降、保険会社はこのところ運用難。

そんな中で、保険で積立や資産形成をする必要性は以下のケースに限られます。

①保障(保険機能)を必要としている

②何が何でも元本保証にこだわりたい

そうでなければ、学費を形成するために、運用で!という選択肢も入れてみましょう。

下の図は、金融庁のつみたてNISA早わかりブックからの一部抜粋です。

 

こちらを見て頂くと、一つの資産クラス(株や債券などの投資対象)に偏らず、毎年買い付けを行った場合、元本割れのリスクがかなり低くなっているのが分かります。

 

5年の保有期間であれば、元本割れの出現頻度もそれなりにありますが、20年の月日を保有すると、多くの場合で、2~8%の間の利回りが出現しているのがよく分かります。

◮1:1985年以降の各年に、毎月同額ずつ国内外の株式・債券の買付けを行ったものです。各年の買付け後、保有期間が経過した時点での時価をもとに運用結果及び年率を算出しています。これは過去の実績をもとにした算出結果であり、将来の投資成果を予測・保証するものではありません。

(出典:金融庁 つみたてNISA早わかりブック)

注意すべきポイント

ファンドの選択は、教育費として適切なものを

先の図では、国内外の株と債券を同額ずつ分散投資しているようですが、実際、つみたてNISAを買い付ける時にはどんなファンドの選択肢があるのでしょうか?

教育費を形成したい…というのが目的であれば、多くの場合で『リスクを多くとってでも、少しでも多く殖やしたい!』というよりは、『リスクを適切に取りながら、教育費に不足がない程度に運用したい』という要望が多いものです。

 

では、実際の選択肢を見てみると…。

 

代表的なネット証券のつみたてNISAのファンドを確認してみると、確かにコストの安いインデックスファンドが多く並んではいます。

しかし国内外の株のインデックスファンドがそろっていても、債券のファンドはほとんどありません。

 結果として、もし、教育費用に堅めのファンドを選んでいくと考えると選択肢として残るのは、バランスファンドになる可能性が高いと思われます。 

 

バランスファンドの資産配分は、本当にそれぞれ。

ご自身の目的(今回のテーマの場合は教育費)に合うバランスファンドはどういう資産配分比率なのか?しっかりと検証していく必要があります。

 株の比率が高いバランスファンドだと、どうしてもリスクは高まりますので、選択の際はご注意ください! 

もう少し詳しくバランスファンドの選び方について知りたい方はこちら⇒【つみたてNISA】銘柄の選び方。意外な落とし穴に注意!

 

*FP事務所では、業法により個別商品の推奨は致しかねます。ご了承ください。

口座は一人一口座

また、注意点として、つみたてNISAが設定できる口座は一人一口座。

つまり、どの金融機関でつみたてNISAを設定するかは非常に重要です。

途中変更は可能ですが、一旦設定し買い付けを始めると、その年に金融機関の変更をすることはできません。

金融機関を変更となると、一旦運用を停止し現金化させなければいけませんし、何より手間です。

 

個人的にお勧めしたいのは、餅は餅屋で、証券会社での設定。 特にネット証券での口座開設→積立NISAの設定をお勧めします。 

 

ネット証券は、取扱ファンドの数がそもそも違いますし(数はトップクラスで多く選択肢が多いです!)、つみたてNISAの買い付け対象ファンドの数を増やし続けています。

せっかく口座を開くのであれば、環境の整った利便性の高いところで口座を開設し、積み立てを継続させましょう。

 

ジュニアNISAを選択しない理由

『子供の学費を積み立てるのであれば、ジュニアNISAが良いのでは?』と考える人もいるかと思いますが、資産形成段階にある共働き夫婦にお勧めするケースはほとんどありません。

*例外として、既に資産があり運用資産を少しでも非課税で運用したい方や株やETFなど投資信託以外での運用を強くご要望される方、教育費というより贈与希望という方にはご紹介することもあります。

 

理由としては、買い付け期間が2023年までと残り短いこと。

また子どもが18歳になるまでは原則引き出しができないこと。(2024年からは払出し制限が解除され、18歳未満であっても、源泉徴収をされることなく払出すことができます)

 基本的に、積立時期が短く時期の分散がされませんので、コツコツ運用資産を積み立てていきたい方には、やはりつみたてNISAがお勧めです。 

まとめ

今後、つみたてNISAがもっと普及してくると、教育費の積立方法としてつみたてNISAを選択する人は増えてくると考えています。

実際に、教育費の形成に向いていると考える理由は2つ。

・非課税の対象となる積立期間が長く投資時期が分散され、よりリスクが抑えられる

・運用資産を引き出せる時期も自分で選べるため、進路の多様化に対応しやすい

 

夫婦でつみたてNISAを始めれば、年間最大80万円もの積立での運用益が非課税になります。

ファンドの選び方さえ間違えなければ、つみたてNISAは今後の教育費形成の方法として、最適です!

ただし、非課税枠に気を取られて、資産全体が投資資産に偏りすぎないよう、十分バランスを考えた上で資産形成を行ってください!

 

 

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