2019.03.06(Wed)

【教育費】保険で貯めるのはもう古い!?ママFPお勧めの貯め方ご紹介!

教育費・子育て / 貯蓄

二児の母である三島にとって、教育費はFPとしても母としても常に最大の関心事です。

特に『どれだけ効率的に学費を形成できるか?』が

自分の老後資金にも大きく影響のある

高齢出産ママ(三島のような)にとっては、

かなり切実な課題です。

『最近の学資保険や終身保険…、

10年以上かけ続けてもこれっぽちしか殖えないなんて…

本当に意味あるのかしら?』

 

そう思ったのは、あなただけではありません!

『教育費を貯める』・『お金を貯める』⇒ 『保険』に加入する

それはもしかしたら、過去の常識かもしれません。

それ以外の方法にも焦点を当てながら、

アラフォーで出産したあなたは『あなたはどんな貯め方を選ぶべきか?』

様々な方法をご紹介するとともに、貯蓄方法を選択する時のポイントもお伝えしてきます。

アラフォーで出産。教育費と老後資金を本気で貯めたいなら。↑メルマガのご登録はこちらから

貯める前に知っておきたい!教育費っていくらなの?

アラフォーで出産しようが、アラサーで出産しようが

誰のお子様にでも大体同じようにかかってくる教育費。

『一体貯めればいいのよ?』のその前に、

外せないのが、『教育費に一体いくらかかるのか?』です。

 

進路によって違いはありますが、

ポイントはどこから私立校に入学するか?です。

 

まずは目安を確認してみましょう。

すべて公立コース(幼稚園→大学まで) 782.7
大学のみ私立コース(幼稚園→高校は公立→大学は私立文系) 930.0
中学以降私立コース(幼稚園→小学は公立→中学~大学は私立文系) 1360.5
すべて私立コース(幼稚園→大学は私立文系) 2160.0

*単位は万円

*幼~高校までは学校の授業料のほかに学習塾などの学校外教育費も含む。「子どもの学習調査」文部科学省より

*国立大学の学費は「国立大学等の授業料とその他の費用に関する省令」文部科学省より

*私立大学は「私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額」文部科学省平成28年度より

学費のみで大学まですべて公立(国立)で約800万円、

中学以降私立に進学で1530万ほどになります。(文部科学省・家計の教育支出より)

より詳しくはこちら⇒教育費でお悩みの方へをご覧ください。

 

加えて言うと、留学の可能性や大学院への進学など

プラスアルファでかかってくることもあり、

必要な教育費とは子供の成長や希望とともに変化し続けるものです。

 

すべて公立だとしても、大学を卒業させてあげたいと思うのであれば、1000万円前後の準備は最低限必要となります。

進路のブレ幅を考えると、時間的にも金額的にも

余裕をもった準備を心掛けたいところです。

教育費の貯め方 それぞれのメリット・デメリット

そんな人生三大支出の一つである教育費ですが、

貯める方法はいくつかあります。

良し悪しはまず置いといたとして、

今日本でよく見られる学費の貯め方確認してみましょう。

保険で貯める(円建て)

日本人には根強い人気方法!

アラフォー世代の私の親は、確実に学資保険で私の学費を準備したタイプです。

確かに当時は高度成長期。

当時の保険商品で貯めていれば、

ほっといても元本保証で10年間で資産が倍近くになりました。

そんな背景から、保険会社の破たんリスクがあるとはいえ

運用に頭を使わず、資産が倍になるのであれば、

加入したくなる気持ちもわかります。

『保険はお得!』という固定観念から抜け切れていない親御さんから、貯蓄性の保険の加入を勧められるアラフォーママも少なくないかもしれません。

 

しかし、今はまさかの『マイナス金利時代』。

今まで、資産の多くを国内債券で運用してきた保険会社には

『元本保証+銀行の定期よりは高利率』という保険商品の提供も難しく

かつてのようなおいしい商品ではないのは事実です。

そんな中でも保険で学費を貯蓄するメリットとデメリットは…

メリット:

保険機能があるため、途中で被保険者が亡くなってしまったときは保険金が受け取れ、教育費に充てられる。

解約返戻金の利率が銀行に入れておくよりは若干良い場合も多い。

円建てでの元本保証がある。

デメリット:

利率が低い。

固定金利のものも多いため教育費のインフレについていけない可能性もあり。

流動性が低く途中解約にはペナルティも。

こんな人に向いている:

前提として、保険(保障機能)を必要としている方。

運用したくない方で、現金で置いておくと使ってしまう方。

保険で貯める(外貨建て)

最近やっている方が多いのが、外貨建ての保険で学費を準備する方法。

確かに、利率は円建てよりも良い商品が多いのは事実です。

元本保証もありますよ。『外貨建てでよければ』ですけどね。

 

 

ところで、為替リスクってちゃんと理解していますか?

利率でプラスになった部分なんて、

為替の変動によってあっという間に吹き飛んでしまう可能性もあります。

 

ちなみに、外貨+利率のみでの運用は

株や債券を組み合わせる運用とは違い、

為替の力関係(例えば米ドルと日本円)の影響をモロに受けます。

リスクの観点から言うと、

決してバランスよく分散されているわけではありませんので

もし、勧められて米国ドル建て保険が気に入ったとしても

大部分の教育費を米ドル保険系のものに集中させるのは避けるべきです。

メリット:

保険機能があるため、途中で被保険者が亡くなってしまったときは保険金が受け取れ、教育費に充てられる。

デメリット:

固定金利のものも多いため、教育費のインフレについていけない可能性もあり。

流動性が低く途中解約にはペナルティも。

こんな人に向いている:

前提として、保険(保障機能)を必要としている方。

子供の留学を考えている方(留学先の通貨の保険に加入)

詳しくは保険で貯蓄の大部分をするのはやめましょうをご覧ください。

つみたてNISAで貯める

金融に関して明るい人であれば、既に始めている人も多いつみたてNISA。

特に資産形成の道半ばである30代、40代にも人気の資産形成方法の一つです。

実行するすべての人が受けられるメリットとしては、受け取りの時の運用益が非課税になること!がありますが、

つみたてNISAについて詳しくはこちらから

アラフォーママが教育費を貯める方法としても

大きなメリットがあります。

メリット:

教育費のインフレについていける可能性が高い。

払込金額の変更がペナルティなくいつでもできる。

必要な時にいつでも解約できる。

運用益が非課税で受け取れる。

デメリット:

どの金融機関でつみたてNISAをはじめるか?、どのファンドにするか?を自分で決定する必要があり、投資に不慣れな方にはハードルが高い場合が多い。

運用しながら資産形成をするため、元本保証が絶対欲しい人には不向き。

こんな人に向いている:

教育費の積立額や解約時期に自由度が高いほうがいい人。

資産運用に理解がある人。

10年以上先の教育費の形成をしたい人。

現金で貯める

これは、微妙な選択肢でもありますが、

『上記のどの方法もいやだ!』という方には、

消極的な選択肢としてこちらがあり得ます。

メリット:

流動性があるため、使いたいときに使える。

デメリット:

口座を分けないと、うっかり使ってしまう場合も。

インフレに弱い。

利率が低い。

こんな人に向いている:

緊急予備資金として、生活費6ヶ月分以上の金額が口座にはない方。

現金が一番安心な方で、貯蓄を引き出さないという強い意思のある方。

 

番外編:ゼロクーポン債+個別株(資産運用上級者にお勧め)

*こちらに関しては、投資初心者の方は読み飛ばして頂いて構いません。

まとまった資金を投資できる方は、将来的に得たい金額をゼロクーポン債でまず、購入。

同時に資金の一部で、子供が興味を持ちそうな株(ディズニー関係など)を購入してあげて、

その動向を一緒に見守ることで、子供の投資の勉強にもなり、

株がうまく育っていけばキャピタルゲインも得られて一石二鳥!

 

アメリカでされている教育資金貯め方の一つです!

高齢出産ママが教育費の貯め方を選ぶ時のポイント

絶対に無視できないライフプラン

教育費を貯めるにはいろいろな選択肢がある…ということがお分かりいただけたかと思います。

さて、ではあなたはどのように貯め方を選ぶでしょうか?

 

『最近はつみたてNISAをよく聞くから、つみたてNISAかな?』

『やっぱり、リスクは怖いから、保険!』

 

色々決めたくなる要因はあるかもしれませんが、

教育費と老後資金を貯めるスケジュールがタイトな

アラフォー出産ママには、正直、

時間もお金も少しも無駄にする余裕なんてありません!

 

だから…だからこそ、貯め方を決める前にやっていただきたいのが

ライフプランを立てること!

 

それによって、どんな方法が最も効率的で

今ある収入の中で、資産形成にどれくらいの利回りを求めたらいいのか?

(誰だって、不要なリスクは取りたくないですよね)を知ることができる

ライフプランを立てることをお勧めします。

↑結果的に最も効率的な資産形成計画が立てられます。

 

実は上記以外の方法でも、

高齢出産ママだけが使えるとってもお得な教育費の貯め方もあります。

 

具体的な方法に関しては、

メルマガで詳しくご紹介していますので、興味のある方はご登録ください.

 

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