2020.02.03(Mon)

文京区で子育て8年。FPがリアルにお勧め!子育て最適エリア。(私見)

住宅 / 教育費・子育て

0歳~5歳時の子供の流入率が続く文京区。

実際に文京区の資料(子どもの現状)調べてみると、平成21年度7,019人だった0~4歳までの子供の数は、平成31年度には、10,226人とこの10年で、1.45倍になっていました。

 

私は、出産をきっかけに文京区に引っ越しをし早8年。

確かに、マンションの数は如実に増えているし、小学校のクラスの数まで増えている!!

噂で聞いていたこともある方もいるかもしれませんが、『文京区は子育てしやすいは本当か?』について、実際在住し子育てしている立場、かつFP目線も交えて語ります。

8年住んでみて、FPの私が感じる文京区の3大良いところは

  • ・治安が良い!
  • ・教育環境の充実!
  • ・ファミリータイプの不動産価値が値崩れしにくい!

です!

これから子育てを考える方に、ぜひお勧めしたいエリアです。

 

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メリット①治安が良い

子育てする世帯なら、誰もが気になる治安の良し悪し。

23区内でも犯罪発生率は都内屈指の低さです。

昼間もパトロール中の警官の方も多く、学校の登下校の時間には、『スクールガード』とよばれるボランティアの方が登下校の生徒を見守ります。

 

また区の一部(本郷や関口、目白台)は文教地区に指定されており、ナイトクラブや風俗店もありません。

↑日々子供が生活する日常の風景だけに、結構大事。

 

大通りに面していなければ、都心のそこそこ便利なエリアにも関わらず、静かな住宅地での生活が送れ、子育てには問題ないと感じます。

メリット②教育環境の充実

公立小学校の学力

公立小学校の学力も、毎年トップクラスの文京区。

実際我が子も公立小学校に通っていますが、先生も、そして保護者も教育熱心な方が多い印象です。

子ども同士がいろいろ情報交換しているようで、『今度こんな習い事してみたい!』など、そんな環境が自分の子供にとっても時に良いきっかけを与えてくれます。

 

そんな背景からか、文京区は習い事教室も充実しています。

モンテッソーリ教室、プログラミング、英語を使いながら外国人とサッカー教室などなど…『これやらせたいのに、行かせられる場所がない!』ということはほとんどないと思われます。

 

その分、プールや体操教室など人気の高い習い事で立地が良い教室は常に満員で、予約してからもう数年…ということも。

子どもの数が増えているだけに、そんなデメリットもあります。

小学校受験について

文京区には東京都に5つある国立大附属小学校の内3校があります。

・筑波大附属小学校

・お茶の水女子大学附属小学校

・学芸大学附属竹早小学校

国立大学付属の小学校は、先進的な教育の実験の場でもあるのですが、子供の自主性を重んじる校風から常に根強い人気があります。

どの学校も受検プロセスとして、1次抽選(この抽選が当たれば受検できる)→受検→2次抽選…と、受検で適正を確認された後も、抽選を受けるという、かなり運にも影響される受検ではあります。

しかし、その3校で教育を受け通学することを視野に入れ、転居してくる世帯も一定数いらっしゃるようです。(ちなみに23区内在住であれば受検できます)

 

こんな背景からも、既に『教育熱心だなぁ…』と思わざるを得ない事情が見え隠れします。

中学受験について

毎年40%近くのの公立小学校の生徒が中学受験する文京区

この比率も都内ではトップクラスです。

そんな環境から、4年生ごろには塾通いは割とスタンダードになります。(歩けば塾に当たります)

もともと中学受験を視野に入れていた我が家ではありましたが、そんな環境から今のところ娘も『塾行って、中学受験するのだろう。むしろ、してみたい』と思っている様子。

 

どんなふうに中学受験を話そうかなぁと思っていた私でしたが、気持ちや興味を自分から持ってもらえるのは、助かる部分もあります。

 

ただ、塾代は高額な上に、4~6年生まで挑むとなると、結構な長期間。

教育費のかけすぎはライフプラン全体にも大きく影響しますので、『公立の質がよさそうな文京区で小中過ごせたら、お得かも』という理由だけで選ばれるのであれば、注意が必要です。

中学受験にかかるお金は塾代だけで200万円以上!アラフォー出産で挑むなら『その後』もしっかり考えたい。⇒

メリット③不動産の価値が下がりにくい

そんな事情から、不動産ではファミリータイプの不動産が常に品薄な感じの文京区。

実際ウチも不動産を探していた時に、ネットに載ったばかりの優良物件について電話しても『あ、これもう決まっちゃいました』と言われることが日常茶飯事。

ファミリータイプ不動産の人気のほどが伺えます。

 

山手線圏内で利便性も悪くないところから、安くないのは分かりますが…高いですよね。

もともと学校の充実と治安の良さから家族世帯に人気の文京区です。

文京区の公立小学校は学区制をしいており、在住住所によって小学校が決まりますので、不動産会社でも『どこの学区がいいですか?』と聞かれることもよくあります。

 

実際に、誠之小学校、昭和小学校、千駄木小、窪町小学校の学区内の不動産の家賃は近辺の中でも少しお高い設定で、この人気は当面変わらないかと。

 

…でも、一方でこんな見方もあります。

確かに買う時は、『高い!』と感じる方も多いと思うのですが、逆にファミリータイプ物件は売りやすいというのも事実。

 

おそらく、今後も文京区は学業に力を入れる区で、それを求めて一定のファミリー層が移り住んでくると考えられるからです。

そう考えていくと、学校が移転しない限り多少古い物件でも、それなりの値段で売れていきます。

国土交通省のデータによると、平成22年度の文京区の住宅地の平均価格は、695,800円/㎡。

平成31年の平均価格は、929,800/㎡。

その間、オリンピックが決まったとはいえ、3割近くの上昇です。

 

『資産としての価値は落ちにくい!』ので、例えば、子育てが終わった後、いざ二人の老後生活を考えたり、配偶者に先立たれ自分ひとりには広すぎるからマンション売却…となった時に、それなりの価格で売れて老後資金の足しにできる可能性も十分考えられます。

 

そうなると、結構老後も心強いですよね!

 

もちろん、家計が破たんするような住宅ローンを組むのは論外ですが、多少割高であったとしても、ある程度資産価値として長く生き残りそうな不動産を購入しておいて将来に活かしていくというのは、一つの選択肢です!

 

まとめ

もともと地方出身者の私は、東京の地理に疎かったのですが、様々の方と会話する中で『どちらにお住まいですか?』と聞かれることが多く、それが疑問でした。

しかし、東京って、それぞれのエリアにかなり特徴があるので、最寄りの駅なんかを聞いたりするとなんとなくその方の価値観が透けて見えるような部分があります。

文京区でいえば、地味でおしゃれなお店がキラキラしているようなエリアではないのですが、

  • ・治安重視
  • ・子供の教育に熱心
  • ・不動産も資産の一部として考えたい

そんな夫婦が選ぶエリアのような気がします。

私の周りは文京区民は、結構文京区が好きな人も多く、何代にもわたって文京区に住んでいるお家も多くあります。

『文京区が好き』…そんな気持ちも治安のよい街づくりに貢献しているのかもしれませんね。

都内の利便性高いところで子供を育てるのであれば、個人的に『文京区推し』です!

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