2019.07.08(Mon)

あなたがどんなに貯蓄しても、不安が消えない原因

ライフプラン / 貯蓄

計画を立てて貯蓄しても、不安なことってありますよね。

ご相談者から貯蓄しても、『貯蓄しているつもりなんですけど、不安なんです…』という声をよく頂きます。

三島も心配性な方なので、勿論お気持ちは分かっているつもりです。

 

貯蓄にまつわる不安は、なぜ消えないのでしょうか?

よくある理由をまとめてみました。

 

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貯蓄していても(貯蓄しているつもりでも)不安が消えない理由

現状の把握ができていないため

自分の貯蓄がどれくらいできているのか分からない…

基本的な自分の収支状況が分からないと不安になるのは当然です。

ご相談時点で収支状況が分からない方もいらっしゃいますが、銀行口座の残高の推移を見ると収支状況が見えてくることも少なくありません。

まずは、メインとなる口座の残高推移を見てみましょう。

口座やクレジットカードの数が多すぎて分からなくなってしまっている人は、そこを整理する(メインで使う口座を一つにまとめたり、クレジットカードの枚数を減らす)だけで管理がかなり楽になります。

家族との話し合いがなく、ライフプランがあいまいなため

これも不安原因の一つになることがあります。

パートナーがどのような収支か分からない…、将来どのように考えているか分からない…。

そのような状況が続くと、不安になるのも理解できます。

『収支を別々にする』というポリシーであるのであれば、収支を別々にすることで発生するメリットデメリットを共有しておきましょう。

デメリットも理解した上で、別々の収支を継続するかどうか決断することが重要です。

 

結果として、話し合いがないとライフプランも立てづらいのは事実です。

 

ライフプランは人生の設計図。

そこがぼんやりしてしまっているのであれば、家族とすり合わせてための話し合いを持つことで、不安が軽減されることもあります。

ライフイベント(教育費・老後など)に『自分の場合いくら必要か?』が分かっていないため

最近も『老後2000万円必要』という話が世間を騒がせていました。

教育費や老後の準備資金として、一般的な目安の金額としてご紹介されることはよくありますが、その金額をそのまま鵜呑みにしていませんか?

 

教育費は、幼稚園~大学まですべて公立か、私立かで2.5倍近く違ってきますし、

老後資金でいえば、都市生活を満喫する老後と田舎で自給自足する人では必要な老後資金も違ってきます。

また老齢年金も収入や勤続年数によって、人それぞれ。

退職金の有り無しも、勿論金額も違います。

 

その金額は『あなたの場合』になっていますか?

あなたの『ライフプランにあっているもの』になっていますか?

あなたの『ライフプランを実現するために必要な貯蓄額になっていますか?』

 

巷の情報に踊らされず、まずは『自分の場合』までしっかり落とし込むことで不安が自信に変わります!

一度作成したキャッシュフロー表をそのまま放置し続けているため

保険の加入や、住宅の購入でキャッシュフロー表を作ってもらったまま、放置し続けていませんか?

現状は刻々と変化を続けています。

数年前立てたライフプランや作成したキャッシュフロー表が、今のあなたの状況にあっているでしょうか?

一年に一度健康診断を受けるように、あなたのお金の健康診断も受けて現状が上手くいっているか(もしくは状況がどのようになっているか)の確認を続けることで、日々のお金に関する不安が軽減されます。

 

特にキャッシュフロー表のアップデートは、FPである私自身も、不安を感じるときに試してみる方法です。

もし、『将来のお金のことに不安がある』、『貯蓄しても不安が消えない』という方がいらっしゃいましたら是非一度お試しください!

 

 

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