2019.03.06(Wed)
ライフプラン→ファイナンシャルプラン→実行の流れ
ファイナンシャルプランナー / ライフプランこのブログで再三伝えているつもりですが、ファイナンシャルプランニングを立てるためには、まずライフプランを立てることが必要不可欠です。
一人ひとり違うライフプラン。
どんな家族構成で、どんな生活をして、どんな所に住んで…と考えていくと、自然にお金が必要な時期とその金額の目安が見えてきます。
![](https://fpmishima.com/wp/wp-content/uploads/2019/03/280b97e163512593392d14ac591fd57c-300x200.jpg)
そのライフプランと
ファイナンシャルプラン。
いつもお客さんとどんなプロセスで三島が立てて実行しているのか、ご自身でやってみたい方にも参考になる部分があると思いますので、その流れをお伝えします。
- ◇ご夫婦がしてみたい生活・どんな所に住みたいか・収入の推移予想など自由かつ具体的に話し合っていただく
- ◇希望が出そろったところで、そのイベント(住宅購入や子供の大学入学など)が起こりそうな時期に目安をつけ、かかりそうな金額や許容できそうな金額(例えば購入する物件の適正な価格など)をざっくり把握しておく→キャッシュフローの作成
- ◇そのイベントに向けて、どれくらい・どのような方法で貯蓄するが望ましいか検討する。また、万が一(死亡や病気)などで計画通りにいかない場合、家計が破綻しないようにするためにはどのようなタイプの保険が必要で合理的か検討する。→具体的なプラン提案&実行支援
話し合う項目で外せないのは、
・住まい
・今後の家族構成(子どもは希望するか?何人か?)
・子どもを予定する場合は教育方針(私立・公立など)
・今後の収入の推移(収入のピークは何歳くらいでいくらくらいか?女性の場合は出産後の働き方など)
・会社の退職金や福利厚生、確定拠出年金制度の確認
・旅行や実家の帰省費として使いたい費用
・老後の生活スタイル
・両親の介護の時に想定されること など
例えば住宅であれば、将来購入したい意思があるかどうか?それはいつ頃なのか?予算は?などできる限り具体的にしていただくとより良いです。
ファイナンシャルプランニングは、万が一のリスクに備えながら、ライフイベントや長生きリスクに備える形を取ることが望ましいです。
最後に、大前提としてライフプランは必ずパートナーと話し合って立てます。(FPと一緒に話し合うときも、両者同席のもとが理想的です。)
人生は長く、色々なことがあります。
二人で意見を出し合って決めたプランであれば、何かあった時に必ず協力し合い、中長期的にうまくいくケースが多いです。そして何より楽しいです。
ファイナンシャルプランニングは、ご家族にとってとても大切で楽しい時間になるはずです。
そしてFPと将来のことについて話していると、パートナーや自分自身の意外な一面について気が付くこともあるんです。(詳しくはライフプランにおけるファイナンシャルプランナーの意外な役割)
是非お試しください.
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