2019.07.05(Fri)
夫婦別財布のデメリットは思いのほか 大きい!?
ライフプラン共働きをしていると、夫婦別々の財布で家計を管理しているというケースが時々あります。
・相手の収入が分からない
・相手の貯蓄が分からない
・相手が何に使っているかも分からない
…もしかしたらこの『夫婦別財布』が、思いの外あなたに悪影響を及ぼしている可能性があるので、今日はそのことについて書いていきます。
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夫婦別財布にしておくことで起こりやすいデメリット
[su_heading size=”14″ align=”left”]ライフプランが立てにくい[/su_heading]
ファイナンシャルプランニングの基礎でもあるライフプランニング。
ファイナンシャルプランのンぐの第一歩はここから始まります。
しかしそもそもお互い財布が別々の場合、ライフプランについてもしっかり話し合えていないケースが多いです。
もちろん『相手が将来こんなふうにしたいと思っている…』ことは、なんとなく分かっていたりします。
しかし、『そのために具体的にどれくらいお金がかかるか?』や、『どの程度の準備が必要か?』が分かっていないため、全体がぼんやりしたままになっていたりします。
そうなると、やはり行きあたりりばったりになりがちなり、その結果、望むライフプランを描きにくかったり、実現化が遠のくこともあります。
最悪の場合、ライフプラン直前になってその事実を目の当たりにし(たとえば55歳で老後のお金が足りないことに気が付く等)、ご本人が納得される解決策がほとんどない状況になってしまうこともあります。
人生は、教育費や住宅購入など一つだけではなく複数のイベントが重って成り立つのが普通です。
教育費や住宅購入のような人生における大きな支出に対して、相手がどんなふうに考えていて、現状がどうなっているのかが分からないままでは、計画すら立てていくことが難しいでしょう。
家計の改善がしにくい
一般的にFPにライフプランの相談をすると、
ライフプランを立ててみた⇒
実現するために、策を考え実行する
という流れになります。
なんとかライフプランを立て実行の段階になった段階で、家計に関して改善しなければならない点が出てくることも少なくありません。
例えば、貯蓄額を増やしたり、運用を始めてみたり…という策だったりするのですが、この改善も、互いの現状が分からないままではなかなか上手く進みません。
片方だけの情報を基に改善を進めてみても、お互いのお財布が別々な場合、当然効率も悪くなります。
専門家に相談しても、不安が消えない
『将来は自分1人で生きていく』というふうに既に決めている人は別ですが、
『結婚していれば子供が生まれて、子供が親離れしていき、最終的には夫婦2人で過ごす』ことを考えている夫婦も多くいることと思います。
もし、お互いの『収入・貯蓄・支出』といった基礎となる部分が分からなければ、
『そのライフイベントに必要なお金が準備できるかどうかもわからない…』となります。
その結果、どちらかが専門家に相談しても、貯蓄を始めてみたとしても根本的には不安が解消されることはありません。
もし将来の不安を少しでも軽減したいと考えているのであれば、まずはあなたのパートナーとライフプランや家計について、しっかり話し合うことから始めてみてはいかがでしょうか?
せっかくダブルインカムなのです!
お互いが協力し合うことによって、そのメリットを最大限に活かしましょう。
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