2022.03.18(Fri)

『やめたほうがいい?』お金の不安で高齢出産を迷う方への処方箋

ライフプラン

健康に関するリスク、子供との年齢差…

自分の体力の低下も、老後のこともより現実的に想像できたり不安に思ったりすることもあるアラフォーやアラフィフでの妊娠・出産には迷いがある方も少なくありません。

 

健康面は医師との相談になるでしょうが、もしその不安の根源がお金に関することであれば、単に自分が気がついていないだけで、不安が杞憂にすぎないこともあるかもしれません。

 

この記事は、高齢出産でお金面が不安なママに『こんなふうにしたら不安が軽くなりませんか?』という考え方をお伝えするための記事です。

『子供=お金がかかる』の思い込みはありませんか?

確かに…。

教育費は人生三大支出の一つ。(もう2つは住宅資金と老後資金)

お金はそれなりにかかります。

でも一度、ここで立ち返ってほしいのです。

あなたが子供に与えたい教育がどのようなものなのか?

小学校やそれ以前から受験をして、大学まで私立コースを子供は歩む予定なのか?

もしそうであれば、確かにそれなりのお金が必要になるでしょう。

 

しかし、もちろん小学校も中学校も、そして高校も公立という選択肢もありえます。

大学だけ私立…という風に考えるのであれば、子供が生まれてからの18歳~の4年間を目標にしてお金を貯めることを計画しそれに集中するというのも一つです。

 

確かに私立大学の場合、授業料だけでも600万円近くかかってくるでしょう。

でも18年もあるのです。

習い事も本当に本人の望むものだけに絞り、計画的に資産形成できれば、そこまで難しいことではないはずです。

※大学資金を考える時は、大学授業料の上昇率も加味して計画を立てましょう。

『定年は60、もしくは65歳』と決めつけていませんか?

子供が大学生(20歳)の時、ママは60歳…。

もし年の差が40歳であれば、この未来は変えることは決してできません。

子供の教育費がピークと言われるようなこの大学生時期に、ママ(おそらくそのパートナも)の年齢が退職間近だった場合、『あれ!?私の老後資金どうなる?』と少なからず不安に思うのが自然です。

もし会社の定年年齢が60歳、65歳だとした場合、子供の卒業の後すぐ、自分もリタイアです。

 

だけどもし、自分のリタイアを70歳に設定できたらどうなるでしょうか?

65歳以降も収入がある。

それによって、無理なく年金の受け取りを70歳に繰り下げることもできる⇒年金額が終身1.42倍になる!(例えば100万円の年金額の人の年金が、5年待つことで142万円にまで増えるんです!)

こんな工夫ができれば、老後の不安も少し和らぎませんか?

 

勿論、65歳になっても仕事をするのは簡単なことではないかもしれません。

まずは自分が健康でないといけませんし、年齢がネックにならないようなスキルを身につけておいたり、フリーランスで働ける環境を整えておけるとより良いですね。

 

今はキャリアに自信がない…そんなママでも60や65歳になるにはまだ時間があるはずです。

先を見つめたキャリアプランを考えてみましょう!

『分からないから』と運用しないままお金を寝かせていませんか?

独身時代に貯めたお金をそのままにしておいたり、とりあえずネットで調べてつみたてNISAをやってみて満足していたり…

本当に自分の目的に合わせて効率よくお金を働かせてあげていますか?

 

自分にとって適切な金額で資産運用をするのとしないのでは、将来の自分の資産において雲泥の差となる可能性があります。

参考例はこちら⇒自然体でFIREを達成しそうな夫婦の話

資産運用における長期運用における複利の効果をバカにしてはいけません。

積み立てを始めてから最初の数年は元本割れしたり元本と変わらないことが多いものですが、10年、20年と時を重ねると大きな差になります。

参考はこちら⇒タマルWEBへ(外部ページへ飛びます)

それでも不安な人に

それでも、なかなか不安が払しょくされない…

具体的な数字で必要な貯蓄額を確認したい…

そんなママにお勧めなのが一度ライフプランを作ってみることです。

 

ライフプランを作成すると

  • ・いつ、どれくらいのお金が必要なのか?
  • ・そのためにどれくらいの収入が必要そうか?
  • ・そのためにいくらくらい貯蓄した方がいいのか?
  • ・そのためにどんな方法で貯めたらよいのか?
  • ・運用するならどれくらいのリターンを目指すべきか?

 

…などなどそんなことが分かります。

不安の根源の多くは、『漠然としていて分からない』というところからきていることが多いもの。

ライフプランの作成は、あなたのお金の不安の原因を解決するための選択肢の一つだと知っておいてください。

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