勝てないアクティブファンドを 見切るとき

中長期にわたって投資をしているとアセットアロケーション*を見直す事はもちろん、アクティブファンドを持っている場合は、購入を決めた時と同じように運用が順調かどうかを確認する必要もあります。

*アセットアロケーションとは、アセットクラス(投資対象となる資産の種類や分類のこと。株・債券・不動産・コモディティ・現預金等が挙げられる)をどれくらいの割合で運用するかを決めること。運用成績の8割以上を決める要因となる大事なポイントです。

購入を決めて積み立てだしたときは順調だったファンドでも、この順調な運用が未来永劫約束されるわけでは決してありません。

人の動きが激しい金融業界ではファンドマネージャーが転職することも実際多いです。

優秀なファンドマネージャーが転職し、そのファンドを運用しなくなり成績が下がることもあるでしょう。

またファンドマネージャー経験者のお話しでは、ファンドマネージャーとして前線で活躍できる『賞味期限』があると聞いたこともあります。(5年程度らしい)

 

だからこそ、時々『このファンドで運用し続けてもいいか?』という確認作業・モニタリングが必要になってきます。

運用成績が優れないからといって、すぐに辞める必要はありません。

しかし、チェックしていきたいポイントがありますので確認してみましょう。

そのファンドの過去のシャープレシオを確認する

シャープレシオという言葉をご存知でしょうか?

シャーレシオとは、1リスクに対するリターンを表す数値です。

 

投資の世界では、『リスクを大きく取っている=リターンが大きい』とは限りません。

ファンドによっては、リスク(ブレ幅)が大きいにもかかわらず、リターンが小さいファンドも沢山あります。(投資効率が悪いファンド)

ちなみに世の中には『リスクがないにもかかわらず、大きいリターン』があるという話がときどきありますが、その場合は詐欺がほとんどですので気をつけましょう。

 

インデックスファンドを選ぶのであれば、リスクに見合ったリターンが得られる可能性が高いでしょう。

 

アクティブファンドを選ぶのであれば、せっかくコストを払っているのですから『リスクの割には大きなリターン』を求めたくなりますよね。

つまり、シャープレシオが高いファンドを選ぶのが正解!と考えています。

*シャープレシオは、モーニングスターなどの投資信託格付け会社のホームページで簡単に確認することができます。

 

 

中長期で運用を続けているといろんな局面があります。

上昇している局面…下落している局面…。

下落をしているからといって、『そのファンドを途中でやめる』という決断をすぐにするは必要ありません。

でも、『同じカテゴリーの中にある投資信託の平均に比べてシャープレシオが著しく低い』 

『シャープレシオがカテゴリーの平均より低い期間が長く続いている…』ということが分かった場合は、投資信託の変更することも検討する必要があります。

ファンドに資金の流入が継続的にあるかどうか確認する

もう1つ目のポイントは、ファンドに資金が流入しているかどうかです。

大きく育っていく過程であるファンドならまだしも、徐々に運用資産自体が減少していっているというファンドは要注意です。

時々、投資信託が運用するにあたって十分な資産がない場合や、運用会社の合併の際に投資信託を整理するため、ファンドを解散させてしまうことがあります。

 

このブログを読んでいる方は、目的をもって投資を実行している方も少なくないと思います。

しかし、そもそも目的を決めて投資信託を選び、積立て購入していた場合であったとしても、資産形成の道半ばで、金融機関の方から『このファンドでも運用しません!』と言われ受益者(投資信託を買うことで運用をお願いし利益を得ていた人、あなた)に対してお金が一方的に償還されるということもあり得ます。

そうなってしまうと、また1からとは言いませんが、少なくとも軌道修正は余儀なくされます。

『自分の事情でなく、外的要因により資産設計を考え直さなくてはいけないこと』を喜ぶ人は多くないと思います。

 

 

資産形成や運用は、

一旦仕組みを作ってしまえば、一定の期間はそのまま放置していただいても問題ないことも多いですが、

もし、より効率的な運用を目指すのであれば、全くほったらかしではなく、アセットアロケーションとファンドの見直し・モニタリングを続けていくことを強くお勧めしたいです。(目安は年に1度くらい)

そして、運用実績と数値で冷静に判断するのがいいですよ。

 

 

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