こどもに保険は必要か?

 

資保険や教育費に関するご相談の時に出てくるのがこの質問。

『子供にはどんな保険が必要ですか?』

親だからこそ、子供にできる事はしてあげたいと言うご両親の親心。素敵です。

でも、基本的に子供に保険は必要ありません。

今回は子供にどうして保険が必要ないかについてお伝えします。*ちなみに三島の子どもも無保険です。

 

そもそもの保険の目的と役割を確認

『公的社会保障制度では賄い切れない、もしくは足りないため補完したいという状況にあること』が保険加入の大前提となります。

子供は、言うまでもなく家族の大切な家族の一員です。そんな子供に親としてしてあげられる事は何でもしてあげたいという親心も分かりますが、ちょっと待ってください。

子供は、あなたの家計に対して何らかの貢献していますか?生活費を賄うためのバイトなどされているのでしょうか?

多くの家庭が『NO』でしょう。

一家の大黒柱でもなく家計に経済的貢献をしていない子供に、保険をかける必要は基本的にはありません。

そもそも保険の役割とは、万が一の時に家計の経済的破綻を免れるためのもの。

その原点に立ち返りましょう。

 

医療助成金制度の充実

『でも病気や怪我で入院したり手術を受けたりして、お金がかかることがあるのでは?』と思う方もいらっしゃると思います。

しかしその点に関しても、大きな心配はいりません。

子供がいらっしゃる方はご存知の方も多いですが、各自治体ごとに医療助成制度があり通院や入院に関する医療費用は保険診療内であれば自己負担はありません。

小学校3年生…小学校時代まで…16歳まで…とそれぞれ自己負担がゼロになる期間が違いますので、自治体のホームページで確認してみましょう。

*ちなみに文京区はこちらに詳細があり、中学3年生までは自己負担なしです。

 

特に3歳くらいまで、子供はよく急に熱を出したりするものです。

私もよく病院に子供を連れて行きましたが、本当にありがたい制度だと思いました。

風邪で通院しても、ケガで縫っても、乾燥肌でクリームをもらっても…すべて自己負担はありません。

そんな状況なので、毎年冬にインフルエンザなどの予防接種で自己負担の出費があるときなど『あ、そうか。お金いりますよね』と改めて感じ、日頃のありがたさが身に沁みます。

そんなわけで、子供の医療保険は必要ありません。

子供がいる方にとっては、子供に対する保険よりも今後教育にかかりそうな費用の積み立てに力を入れていただきたいです。

保障内容は古くなる(保障内容の陳腐化はさけられない)

『少しでも若いうちに保険に入っておいた方が、お得ですよ』と保険の営業の方から言われ、子供の保険に加入した方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、医療保険の料率は年々上昇し続けていますし、若いときは健康リスクが低いため払込累計額が小さくなる可能性もあるでしょう。

 

しかし、特に医療系の保険は陳腐化が激しいです。

理由は、医療の進歩と公的医療保険制度の見直しが適宜行われるからです。

 

医療が進歩すれば、治療方法が変わります。治療方法が変われば、入院期間や通院期間が変わることもあります。

そして、医療が変われば活躍する保険内容も変わってきます。

公的医療保険制度に関しては、少子高齢化を背景に今後も変化していくでしょう。

上記にも書いたように、公的保障部分で賄えないところをカバーできてこその民間保険。

そう考えると、こどもの頃(特に医療費助成がある時期)に保険を加入するのは時期尚早でしょう。

子どものために加入しておくべき保険とは

『基本的に保険はいらない…』でも一つだけお勧めしたいの保険があります。

それは個人賠償責任保険です。

子供が自転車に乗りだしてたときに他人に怪我をさせてしまった賠償責任が発生したときや、お店のものを不注意によって壊してしまった時などに給付されるものです。

詳しくはこちらをご覧ください。

 

保険の加入に迷ったら、まずはそれを賄うための公的保障制度がないかどうかを確認してみてください。

確認した上で『足りない』と認識されてはじめて、保険商品保険に加入することを検討するようにしましょう。

 

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