2019.05.15(Wed)

【住宅ローンの選び方】トータルな視点で選択するのが正解!

住宅

多くの金融機関から出されている住宅ローン商品。

 

いざ住宅を買うタイミングで住宅ローン商品の比較検討しようと思っても、他にしなければならない手続きや決めなくてはいけないことも多く、なかなか思うように時間が取れないもの。

 

よくわからないまま、不動産仲介業者さんがお勧めする金融機関の住宅ローンにそのまま契約してしまう前に、住宅購入の検討を始めたらあなたに合う住宅ローンを選ぶためのポイントを確認しざっくり目星をつけておきましょう

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住宅ローンを選ぶときのポイント

金利

金利の設定は、各金融機関ごとそれぞれです。

金利は低いに越したことはありません。毎月更新されます。

多少の変動はあるとはいえ、最安金利を打ち出している金融機関は大体決まっています。

いくつかの金融機関に目星をつけておき、いざ買うタイミングになったときに改めて金利をチェックできるような体制を整えておきましょう。

固定か、変動かについてはこちらが参考になります。

手数料

かかる費用としては金利に目が行きがちではある住宅ローンですが、融資手数料やその他手数料に関わる金額も決して小さいものではありません。

融資される金額に対して何%が手数料として必要なのか確認してみましょう。高いところと安いところでは2倍くらいの違いがあります。

ネットだけで完結できるようなローン商品は、手数料が安い傾向にあります。

 

団体信用生命保険

団体信用保険(ローンを借りた人が亡くなった時などに代わりにローンの残債を返してくれるための保険)の保障内容に関しても、各金融機関で様々な特徴があります。

死亡だけでなく、がん診断時や就労不能時に所定の状態になったときに返済してくれるような保険も多く出てきています。

まず団体信用生命保険(以下、団信)の保険料は、どのように契約者が負担するような形になっているかを確認しましょう。

金利に上乗せされるケース、別途支払いが必要なケースがあります。

特にラット35は、団信の加入が借り入れ条件になく、自分で保険を選ぶことができます

フラット35の団信にそのまま加入したほうがいいのか、民間の保険会社と個々で契約したほうがいいのかも比較してください。(詳しくはこちら

保険料も、積み上がればかなりの金額になる買い物。ご自身がどのような保障を求められるかで、必要な保険も違ってきます。団信と民間の保険会社のものを一度試算して比較してみましょう

 

繰り上げ返済について

繰り上げ返済が最低いくらからできるのかについても、各金融機関ごとに規定があります。

こまめに繰り上げ返済をしてどんどん返済していきたい方は、繰上時の手数料や繰り上げ返済が最低いくらからできるのかについても抑えましょう。

繰り上げ返済は手数料がかからず1円からでもできるものもありますし、10万円や100万円から受付るという金融機関もあります。

今後のご自身の返済計画に合うものをご選択ください。

注意:繰り上げ返済をしすぎると、その他の支出(教育費など)の捻出が難しいくなるケースも出てきます。キャッシュフロー表などを作成し、その他の支出に影響が出ないかどうかを確認する必要があります。

 

その他オプション

意外に見落とせないのがこのポイント。

借入金融機関振り込み手数料が〇回まで無料になる、オプションで少し料金を払えば病児保育サービスなどが受けれるなど様々なものがあります。

遠方に両親が住む共働き子育て世代にとって、病児保育サービスの需要は高いとはいえ、個人でお願いしようとすると高額になるため躊躇するケースも多いです。

このため、このようなオプションサービスを使いリーズナブルに用意することも有力な選択肢になり得ると考えます。(働いてローンもガツガツ返していきたいですしね!)

実際に、『病児保育サービスに登録した場合の料金と住宅ローンでオプションで付けてみた場合はどちらがコスパがよいか』計算する価値ありです!

 

まとめ

数が多いだけに、なかなか選定も難しい住宅ローンですが、『金利だけ』『オプションだけ』というような部分的な商品の特徴で判断することはせず、トータルで見たときにご自身にとってコストパフォーマンスが高いと思われる商品を選択するのが正解です!

住宅ローンの選択が、あなたのキャッシュフローに及ぼす影響は小さくありません!

時間に余裕があるときに、検討を進めましょう。

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