2019.05.07(Tue)
進むキャッシュレス化と子どものマネー教育
マネー教育日頃、相談業務やそのための準備に追われることも多く、興味があってもなかなか進められらい分野の勉強の一つに、『子どものお金に関する教育』があります。
同じFPママが自身のお子さんにしているというマネー教育について、10年前に書かれた本だったのですが、中古で買ったまま放置していた本をカバンに入れて、2019年の10連休の旅行へ出発しました。
移動中の飛行機の中で、他のFPママは早い人は幼稚園のころから小さな買い物を子どもにさせているということを知り、衝撃を受けました。
ウチの長女はこの春から3年生、長男は年長です。
『遅すぎることはないはず!』と早速ウチでも計画的に小さな買い物をさせてみようと考えました。
そして、同時に今後も進むキャッシュレス化において、この小さなころの現金を使っての買い物は子どもにとって貴重な経験になるのでは…とも思いました。
メディアでも目にする機会が増えているように、キャッシュレス化の勢いはどんどん加速しています。
クレジットカードを日頃利用している親の姿を見ている子供がおねだりする時に、親が買えないと言うと、「カード使えばいいじゃん!」と言われたという話も耳にしたことがあります。
子ども時代に現金で買い物をする機会を十分に経験せずに育った人は、お金とどのように付き合っていくのでしょうか?
『お金を使っている』という感覚を体得することができるのか…?
今後キャッシュレス化の流れは止めることはできないでしょう。彼らが大人になるころには、スウェーデンのように日本にも『現金お断り』の店だって出現しているかもしれません。
そう思うと、数字じゃない『お金』の重みや価値を感じるために、小さなころに現金でやり取りすることをたくさん経験させてあげたいと思うのでした。
まずは小さな買い物を継続させることから…そこから感じられる効果をまたブログでご報告できればと思っています。