実は結構違います。保険料払込免除特約

外資系保険会社→保険代理店勤務の経験があるので、三島は保険のご相談をよく受けます。

また所属する保険代理店には、頻繁に保険会社の方々が商品の説明にいらっしゃいます。

そこでときどき話題になる『生命保険料の払込免除特約』という特約がありますが、みなさんは聞いたことありますか?

ほとんどの医療保険や死亡保険に付加することができます。

この特約が必要かどうかについてはさておき、今日は各社似たような名前を付けるこの特約、会社によって払込免除となる条件がかなーり違うことを書きたいと思います。

下記が各社の保険料払込免除特約の説明文の一部です。

例えば保険会社A社さん。

がん(悪性新生物)・急性心筋梗塞・脳卒中により約款所定の自由に該当した場合、以後保険料は頂きません。

そして保険会社B社さん

がん(悪性新生物)と診断確定されたとき、心疾患・脳血管疾患で入院されたとき、以後の保険料のお振込みが不要です。

サラ~っと読むと大した差がないかな…と思いがちなのですが、よく見てみましょう。

対象となる疾病について

保険会社Aは、『がん・急性心筋梗塞・脳卒中』と具体的疾病名が明記されています。

いっぽうB社は『がん・心疾患・脳血管疾患』となっており具体的疾病名はありません。

どんな病気が実際に対象になるのか詳しくB社の資料を見てみたところ、心疾患には急性心筋梗塞はもちろん、狭心症や心筋症など7種類以上の心疾患が含まれるとありました。

平成26年の厚生労働省の心疾患総患者数内訳(高血圧性心疾患を除く)によると、狭心症は心疾患患者数全体の33%、一方急性心筋梗塞は1.9%とこの2つの疾病患者数には約17倍の開きがあることが確認できます。

脳疾患についても見てみましょう。A社は脳梗塞が対象。B社は脳血管疾患となっているため脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血も対象となる疾病です。

同じく平成26年の厚生労働省患者調査によると、脳梗塞は脳血管疾患患者数の約73%、脳梗塞・脳内出血・くも膜下出血の3疾病が占める割合は脳血管疾患患者数の85%となります。

病気にそんなに詳しくない一般の人で、急性心筋梗塞が心疾患患者数の2%も満たないことをご存知の方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?

医療保険を同条件で設定して二つの会社の保険料を比較してみました。(払い方は終身払いで保険料払込免除特約を付加します)

 

結果、確かにB社がA社よりも少し高額になる年齢が多いようです。(注意:年齢により各社保険料の設定が違うため一概には言えません)

 

掛け捨ての保険は経費ですので、安いに越したことはありません。

しかし、この価格の違い以上の価値を感じる方も少なからずいらっしゃるはずです。

保険の選択をされるときは、できるだけ多くの情報をテーブルに乗せた上で決断をすることがよりご自身の納得につながる決断になると考えます。

 
 

 

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