2018.11.15(Thu)

ぼちぼち不動産を購入したい…子育て世帯が確認しておきたいポイントとは。

住宅

『不動産の売買』…人生でも大きな決断の一つです。

悩んでも悩み切れないくらい、悩みますよね。

実際お客様からもご相談されることが多いテーマの一つです。

今日は不動産や住む場所を選択される際、参考にして頂きたいポイントをいくつかお伝えします。

*不動産の購入がキャッシュフロー上問題ないことを前提としています。

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☆立地と歴史

三島の認識では、不動産価格とそのエリアの歴史には高い相関性があると理解しています。

例えば、極端な例かもしれませんが麻布十番で考えてみましょう。

港区の中でも不動産価格が高く、安定してると言われる十番ですが、その理由は単にそのエリアがおしゃれな街だからではありません。

昔から住む歴史に名を残してきたような資産家達やその子孫が住み続け、さらにニューリッチ層を引き付けているのも一つ。

また代々続く昔ながらの商店街やお祭りも人を引き寄せます。

歩けば多くの大使館が点在しており、治安も保たれています。

そういったその街の歴史や文化が町の品格を時間をかけて形成し、価格として反映されているのは間違いありません。

一方で新興住宅地はどうでしょうか?

どの辺りとは指定しませんが、現在ファミリー層に人気の埋め立て地があります。

人口減少が確実な中、その人気をキープできるでしょうか?

メインとなっている今の子育て世帯が年老いた後も、そこは人気エリアとして存続できるのでしょうか?

 

バブルの頃、団塊世代の多くは都下の新興住宅地にあるマンションや団地に住まいを構えましたが、現在は空き家が目立っているエリアもあります。

また埋め立て地であれば、地震などの災害に耐えうるかどうかの心配もあります。

エリアによっては〇〇台など、高台になっているエリアの不動産価格と高台のふもとにある不動産価格の推移にはかなり大きな差があります。

購入を希望するエリアの歴史、地盤、過去の近辺の不動産価格の推移も選ばれる際の参考にしてみてください。

☆学区

子育て世代の住宅探しであれば、外せないのが自分が住まう学区(公立小学校や中学校)の確認です。

運や縁に左右されるところもありますが、前もって評判を耳に入れておければ安心です。

どんなにいい不動産を手に入れたとしても、近くの公立小学校の学区が荒れていて私立の小学校入学を検討しなくてはならない環境だと、キャッシュフロー表にも影響があります。

学校には学校祭や公開日が必ずありますので、実際に足を運んでみられることもお勧めです。

☆都市計画図

自分の住むエリアが将来どのような変化を遂げる必要があるのか…把握しておくことも大切です。

大まかではありますが、そんな行政上の計画が分かるのが都市計画図です。

商業地域に住むのであれば利便性がよくなる可能性もありますが、騒音問題も起こりうるかもしれません。

第一種低層住宅地であれば、3階以上の建物は建てられず眺望が大きく変わることは概ねなさそうです。

風俗店やパチンコ店を建ててもいいエリアかなど、子育て世帯が気になるところを軸にチェックしてみられることをお勧めします。

自治体の条例などによって建設できるものや営業できる業態は違います。購入を希望される自治体の条例をチェックしてみましょう。

(都市計画図は、変更される場合もありますので絶対ではありません。区役所で購入できます。)

 

☆修繕積立金やその他の確認

マンションを中古で買われる場合は、修繕積立金や過去にいくらくらいで売買されていたかも確認ができます。

修繕積立金は財産になります。必ず確認しましょう。

また購入前に管理組合の議事録を一通り読まれることもお勧めします。

管理組合がどんな議題について話し合ってきたかが確認できますので、物件が過去に直面した問題や物件自体の瑕疵を確認できる可能性があります。

 

いかがでしたか?

以上が特にファミリー世帯が物件購入の際に最低限確認いただきたいポイントとなります。

住宅の購入を具体的に考え始められたときは、ぜひ参考にしてみてください。

*こちらのページは今後追加情報が確認でき次第、更新させて頂く可能性があります。

 

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