2022.11.11(Fri)
アラフォー出産は『住宅を資産』にできれば老後が変わる!
ライフプラン / 住宅アラフォー出産であれば、多くの場合で悩んでしまうのが『教育費』と『老後資金』をどう準備するか?
…勿論どちらも重要。
どちらかなんて選べないですよね。
アラフォー出産ママの気持ちがこの二つでゆれ動いているとすれば、
『子どものためにはできる限りのことをしてあげたい…。』
『でも子供には、自分の老後で迷惑をできるだけかけたくない…。』
…のこの二つを行ったり来たりというところではないでしょうか?
そんなママのお悩みには、もしかしたら家を買う時に『資産価値の落ちない住宅』を選ぶことがこの悩まし~い状況の解決法になるかもしれません。
今回はそのお悩みが『資産価値のある住宅を持つ』ことで、どんなふうに解決できそうなのか?…その選択肢について書いていきます。
マイホームは資産は本当か?
これまで『マイホームは資産!』という話を耳にされた方もいるかしれませんが、全ての住宅が資産になるわけではありません。
シビアにお伝えしますが、
住宅の立地・管理状況によって、住宅は『資産』にも、『負債』にもなりえます。
『ウチは都内だしマンションだから…』と楽観的に構えていても、しっかり修繕や管理をしていかないと将来売りたくてもなかなか買い手がつかないような不良物件になる可能性は十分にあり得ます。
逆に立地もよく管理の行き届いた物件であれば、何年たってもそれなりの資産価値として評価されることがあるのも事実。
だからこそ、教育費で老後が苦しくなりがちなアラフォー出産ママであれば、住宅の購入を検討するときに資産価値の視点から住宅を選んで頂きたいのです。(もちろん予算に無理のない範囲で)
資産価値のある住宅を購入した時のメリット
資産価値のある住宅を選んだアラフォー出産ママの老後には、どんなメリットがあるのでしょうか?
『資産価値のある物件だからこそあり得る!』…そんな可能性をチェックしてみましょう。
老朽化しても賃貸として貸し出せる可能性がある
資産価値の高い物件の必要条件として、『立地がよい』ということが挙げられます。
少子高齢化が進む日本とはいえ、立地が良い、人気のエリアである…ということは、どんな形であれ『そこに住みたい!』と思う人間が常に一定数いるということです。(海外投資家からのニーズもあります)
当然、賃貸に出せば貸し手が見つかりやすいのは言うまでもありません。
たとえば将来、自分が老人ホームに入ることになって住み慣れた住宅を賃貸に出すとします。
ある程度古い物件であったとしても、人気エリアで借り手の数が多ければ、人気のないエリアよりも借り手が付く可能性は格段に高くなります。
そしてそうなれば、もし65歳以降に受け取る自分の公的年金が多少少なくても賃料収入を得ることで定期的な収入を確保。
自分が希望する老後生活を送る選択肢が増えるはずです。
万が一ローンが払えなくなったとき売却できる可能性がある
長い人生ですもの。色々あります。
できれば避けたい状況ではありますが、ローンの支払いに困窮して住宅を売却しなければいけない…なんてことも可能性としてあり得ないとは言い切れません。
でもそんなことがあった場合でも、住宅に資産価値が『ある』のと『ない』のでは、結果に雲泥の差があるのです。
住宅として資産価値がない
→売却してもローン完済できず、住宅を手放した上に残債が残る
住宅として資産価値がある
→売却によってローン完済、それでも売却益が残れば次なるステップの選択肢が増える
はい。
…これってまさに、『雲泥の差』と言えるのではないでしょうか?
『本当は売りたいけれど、残債が残るから売るに売れない』
『売っても残債が残るから、先々困る…』
これらはできる限り避けたい状況です。
しかし、もともと住宅を資産として捉え資産価値が下がりにくい物件を確保してれば、万が一の場合でも選択肢を増やせる可能性が高まります。
例えば、売却益を活用して新たな住まいの購入に充てたり運用するという選択肢が広がるわけです。
教育費が想像よりもかかってしまった…そんな時のママの老後の保険になりうるのは『資産価値のある物件』だからこそです。
ただ、これはあくまでもや無負えない状況となった時の対応策。
順序としては、教育費を無計画にかけすぎてしまう前に、ライフプランはしっかり立てて教育費としての予算をある程度きめておくことが大前提です。
住宅を担保にして貸し付けを受けられる可能性がある
全国どこでも共通してあるというわけではありませんが、『リバースモーゲージ』という言葉を聞いたことがありますか?(詳しくはこちら→外部ページへ)
自宅を担保にして、お金を借りることができる制度です。
借入中は、借入金を返済する必要はなくその利息だけを支払い、亡くなったら住宅を売却して一括で借入金を返済します。
…なので、この制度。
そもそも不動産市場がある程度発達しているような、首都圏や地方大都市でないと基本的に利用できないと考えてください。
そしてこの制度、『借入金がいくら借り入れ可能か?』は、その不動産価値によって大きく左右される制度です。
担保になる物件の価値は高いに越したことはありません。
自分自身の老後の選択肢を増やすためには、やはり『資産価値のある物件かどうか』が重要になってきます。
まとめ
『住宅を買う』ということは、多くの人の人生にとってそんなに数多くない出来事です。
もちろん、慣れていないのは当たり前。
よく分からない人も多いでしょう。
…でも、この選択、長い人生においてはとてもとても重要です。
勿論無理して身の丈に合わない物件を購入する必要はありませんが、住宅の価格だけに目を奪われずに、資産として住宅をとらえ、『将来的な資産の価値はどうなんだろう?』という視点で住宅を選ぶということは、決してマイナスにならない考え方だと思います。
教育費と老後資金の準備を同時にしなければいけないアラフォー出産世代こそ、優良物件を購入し、いざという時に備えるのは『あり』ではないでしょうか?
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