日経『私の履歴書』から考える、これからの女性のライフプラン

『ライフプラン』を意識的に考えている人が、どれくらいいるのかは分かりませんが、職業柄、ライフプランをつい、意識してしまいます。

例えば、日経新聞の文化欄の目玉記事、『私の履歴書』。

私の履歴書は、各界で活躍し貢献した偉人が、自分の人生の軌跡、まさに生まれた時から現在までの軌跡を回想し本人が文章にしているコーナーで、1カ月間にわたり全30回掲載される連載記事です。

経済界はもちろん、女優さんや陶芸家の方など多岐にわたる分野で活躍する方が代わる代わる交代で書いていらっしゃいます。

2021年11月現在は、元F1レーサーの中嶋悟さんが担当されていて、毎日楽しみに読んでいます。
興味ある方は是非見てみてください。

私の履歴書はこちらから⇒

そんな『私の履歴書』を読んでいたところ、個人的にちょっと面白いことに気が付いたので、それについて書いてみようと思います。

そもそも私自身、私の履歴書は毎月読んでいるわけではありません
興味ある方のものを気ままに読んでいるという感じです。

そんなペースで読んではいるのですが、私は『ある傾向』に気が付いてしまったのです。

傾向なので、決して全ての場合に当てはまるわけではないのですが…

それは、

女性が書く私の履歴書は 『40代半ば』までのことについて 重点的に書いていることが多い

ということ。

例えば、今年に書かれた女優の吉行和子(86歳)さん。
第21回目の私の履歴書でも、まだ1977年の42歳。

最終回の30回までに、もう後10回も残ってないにもかかわらず、後の45年の人生を描く…間に合うのかしら…と、こっちが余計な心配をしてしまうほどのペース。

でも彼女が特別かというと、そういうわけではなく、一昨年前に書かれたデザイナーのコシノジュンコ(83歳)さん。

こちらもほぼ同じペースで、第20回目で40歳。
第25回目でも50歳。

40代くらいまでの期間に、結構な力をいれてご執筆のご様子。

…これって、女性だから?

こんなことが複数回あると、そんな風に思ってしまうわけです。

というのも、多くの男性執筆者はどうかというと、例えば、東京海上日動の相談役石原邦夫さん(86歳)なんかは、第20回目でもう2001年になって、本人が56歳の頃のことを書いていらっしゃっいます。

そう。

これが、いわゆる私が通常感じている『一般的な私の履歴書のペース』だったりするのです。
(年間通して男性の執筆者が多いため)

それじゃぁ、性差でなかったとしたら、『経済人と文化人との違いかな?』と思って、女性の経済人の場合を遡って確認。

アートコーポレーション(アート引越センター創業者)の寺田千代乃(74歳)さんを拝読してみると、寺田さんの場合も…第20回目は46歳の頃の話。笑

やはり 女性が書く私の履歴書の傾向としては、『結構人生の前半に、ページ割いてますね』という印象 です。

そんなわけで、時々女性の書かれる私の履歴書をみると、『あれ?もう20日過ぎているのにまだ写真が白黒…いつ頃の話?』となるわけです。

…で、ちょっと考えてみました。

どちらが『いい/悪い』ではないのですが、この違いって、どこから来るのでしょうか?

確かに、『女性は仕事よりも家庭』という時代の一般女性が書く私の履歴書だった場合、

『人生の若い部分にフォーカスを置いた履歴書』

になるのは理解できます。

だって、人生のまさに前半に恋愛、結婚、出産、育児…とメインイベントが『これでもか!』の如く目白押しですものね。

でも、プライベートを充実させながら仕事も最高レベルでこなしている彼女たちであっても、ある程度そのような形になるのは、私にとって、ちょっとびっくりな発見でした。

その原因は、もしかしたら仕事の第一線で活躍する彼女たちも『女性の昔ながらのライフプラン』にある意味引っ張られる形で人生を送っていた結果がそこに現れていることかもしれません。

またもしかしたら、まったく別のところにあるのかもしれません。

(本当のところは本人しか分からないでしょうし)

 

 

でも、ここでちょっと『これから』も考えてみたいのです。

確かに女性の人生のハイライトは、この現代においてですら人生の前半に偏りがちであるかもしれません。

だとしたら、現時点で40代も半ばである私は、私の履歴書を書く年齢の女性から見るとまさにピークアウトを迎えようとしている年齢なわけですが、

やっぱり現代においても、それは同じなのか?

晩婚化や高齢出産が増え、生き方も着実に多様化しつつありますし増加の一途をたどる現代においても

それは同じなのか?

『人生100年』と言われ、『リカレント/学びなおしの重要性』を謳われる現代においても、

それは同じなのか?

 

…ということ。

…これ。

 

将来的には変化していきそうな気がしませんか?

40代半ばはピークアウトする時期なんかじゃなく、もっと長いスパンでピークが続くような…

個人的には『そんな風になってくる!』と思いたい。

だって、今の40代の女性って、昔の40代より、ずっとずっと生き方も考え方も自由なはず!

 

もし自由と多様化が今後も進み、この時代をアラフォーで生きて生涯にわたり活躍した私たち世代の女性が私の履歴書を書く時が来ることを想像してみてください。

きっと私の履歴書のページの割き方も変わってくるのではないでしょうか…?

将来、私がおばあちゃんになる頃、私の履歴書の第20回頃の時点で登場する主人公の女性たちは、20日ごろには一体何歳になっているのか?

今からとても楽しみにしています。

今年ももうすぐ終わりが見えてきましたが、今年の年末年始は、2022年に向けての目標を考えると同時にもう少し長いスパンでの自分の人生も考えていきたいなと思っています。

 

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