2019.02.14(Thu)

健康を損ねて保険を見直せない方必見!コンバージョン(変換)を知っていますか?

保険

ここ数年、定期の死亡保険の保険料が下がってきています。

特に2018年4月以降の保険料率での改定でのインパクトは大きく、過去にご契約したものよりも新たに加入しなおした方が保険料が安くなる方が多く見られます。(詳しくは【収入保障保険】最近の傾向と選び方

しかし、保険を見直したくても、健康状況が理由で見直せない方も一定数いらっしゃいます。

このような状況の方でも、もしかしたら保険料が安くなる見直しをすることができる可能性があります

それは、コンバージョン(変換)です。

コンバージョンとは、ご契約から一定期間経過している(保険社内規定によるが多くは2年以上)契約に関して、現在加入している保険金以内の金額であれば、健康状況を問わず同じ種類の保険もしくは別の種類の保険に加入しなおせる制度のことです。

健康状況の問題があるので、色々な会社を比較して加入することはできませんが、下記のようなケースでメリットがあります。

  1. ①現在加入している同内容の保険→同内容の保険に変更。保険料が安くなった!
  2. ②収入保険加入中に大病に…。保険期間の終了が近づき、保険金が毎月減っていってしまうのは困る!→定期保険や終身保険へ変更しこれ以上保障を減らさない!

*注意*保険会社によってコンバージョンによる変更後の保険種類は終身のみの場合もあります。各社それぞれ諸条件がありますので、ご契約中の保険会社にご確認ください。

①の例:

現在定期保険に加入されているAさん。加入から8年が経過しましたが、その間に糖尿病になってしまい現在通院中です。

最近、死亡の定期保険の保険料が安くなったととのこで見直しを進められたところ、加入できないことが分かりました。

しかし、現在加入している保険会社に確認すると、現在加入中の保険を同じタイプの保険にコンバージョンすることができるようです。

現在と全く同じ保障内容で、安くなった保険料率で保険をコンバージョンし、結果として保険料を安くできることがわかったのです!しかもコンバージョンなので医務査定もありませんでした。

②の例:

収入保障保険(万が一の時に10万円が65歳まで給付される保険)にご加入中の45歳のBさん。がんのため、余命1年と診断されました。

残された家族のために、『少しでも保険金を残しておきたい』というのが、Bさんのご希望でした。

そこで、収入保障保険を定期保険にコンバージョンし、これ以上保険金額を低減させることを防ぎます。保険期間もまずは最短で設定し保険料をできるだけ抑え、その後更新するかどうするかをご健康状況を見ながら決めましょうということになりました。

 

このように、一旦決めた保険内容でもケースによっては変更し、よりご相談者様の近い形を取ることが可能です。

*ご注意*コンバージョンをするためには各社諸条件があります。全ての保険がご希望の形でコンバージョンできるとは限りませんので、ご契約中の保険会社に必ずご確認ください。

『これ、ちょっと何とかならないかな…』という時や万が一の時はまずは一人で悩まずに、担当に相談してみましょう。思いよらない解決方法があるときもあります!

そして、担当者としても知識と知恵が問われるときでもあります。

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