2019.05.16(Thu)

【ドルコスト平均法】長期分散投資なら、市場価格の下落を恐れることなかれ

資産運用

このところ大荒したりすることもあるマーケットですが、運用で資産形成中のあなたはどのようにお感じでしょうか?

リーマンショック後以降に運用を始めた人にとっては、もしかしたら気が気でない人もいらっしゃるかもしれません。

始めた時は『長期分散投資だから大丈夫!』と思っていたとしても、マーケットの下落が続いたりすると不安になってしまうのは自然なことです。

メディアで取り上げられる暗いニュースがさらに不安をあおります…。

 

長期投資においてマーケットの下落がつきものです。

しかし、この下落時こそが資産を将来的に大きく成長させる好機である可能性も大いにあります!。

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ドルコスト平均法について

 

ご存知の方も多いかもしれませんがドルコスト平均法と言われる有名な投資手法があります。

ドルコスト平均法とは、投資信託などを一括でなく定額で少しずつ購入し続ける投資手法長期分散投資実践者に圧倒的に支持されています。

同じ金額(数量ではないところがポイント)で購入するため、価格が高いときは購入数量が少なく、安いときに多く購入できることになります。

下記表が一例です。*数字は仮定のため、投資効果をお約束するものではありません。

1月 2月 3月 4月 合計
ドルコスト平均法 10,000口 12,500口 11,111口 7,692口 41,303口
毎月購入金額 10,000円 10,000円 10,000円 10,000円 40,000円
一定口数購入 10,000口 10,000口 10,000口 10,000口 40,000口
毎月購入金額 10,000円 8,000円 9,000円 13,000円 40,000円

 

同じ4万円を4ヶ月にわたって買い付けていますが、定額購入の方が結果的に多くの口数を購入できているのが分かります。

上の表は一例ですが、下落した時も継続的に購入したことが功をなして結果的に多くの口数が購入できているのです。

この『下落時に多くの口数を購入しておいた』ことが、将来の上昇局面で大きな花をさかせる可能性を秘めています。

つまりマーケットが下落している時も平常通りに淡々と買い続ける事が、長期的に見ると絶好の買い場だったことになりえるのです。

 

しかし、運用による資産形成真っ最中の人にとって、下がり続ける市場を横目に投資を続けることは決して精神衛生上良い状況ではありません。

 

かく言う三島も、苦い経験があります。

2006年から分散投資を始め、1年半後にはリーマンショックに見舞われてしまいました。

長期分散投資ドルコスト平均法は、頭では理解していても気持ちがついていかず、一部売却をしてしまったのです。

結果、そのまま放置し積立しておくよりも、かなり時間がかかっての回復となりました。(結果的に回復してよかったですが…)

そして、そのことを私は今でも後悔し教訓としています。

 

 

『元本が保証されていない』『リスクを取っている』…だからこそ、それに見合うリターンが得られるのです。

投資には忍耐が必要です。相場が不安定な時こそ、平常心でいつも通り資産を淡々と積立ましょう。

 

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